Goth Girl and the Wuthering Fright

クリス・リデルはイギリスではとても人気のある作家ですが、日本ではあまり知られていないようです。主にイラストですが自分で文章を書いている本もあって、Goth Girlシリーズはその一つ。優れた児童書・絵本のイラストレータに送られるGreenaway Medalを3度もとっています。現在はChildren's Laureate(桂冠児童文学者)を受賞して、2015-2017の2年間イギリス各地の図書館・学校・書店を回ってイベントをしています。子どもの本だけかと思ったら日曜紙Observer(Guardian紙の日曜版)の風刺漫画をもう20年以上描いている多才な人です。

すごく細密な絵をかきます。日本人好みの絵柄だと思うのですがどうでしょうか。

Mは最近はまって次々にリデルの本を読んでいます。

Goth Girlシリーズはタイトルからもわかるように(Wuthering Heights=嵐が丘)、パロディを盛り込んでいて大人にも楽しめます。

M (9才)の感想:

This book is about a girl called Ada who has a friend called Emily. They see weird things happening in front of them and they find out why those things happened. I thought the pictures were funny because some people were drawn really weird.

好きなシーンはこれ。I thought it was strange that a boy becomes a wolf.

 

Goth Girl and the Wuthering Fright

Author: Chris Riddell

造本がとにかく美しいのでハードカバーを手に取ってください。おまけミニミニ絵本付き。

残念ながら、ゴスガールシリーズは日本語訳はないようです。